MEMEの日々のことども

余生の日々を何で埋めていくか・・。 それが今の一番の関心ごと・・・。 願わくば「わくわくする」ことを拾って日々を埋めていきたい。 「HP素材を作成提供する」(素材の小路)、「舞台ドレスを製作すること」(ドレスの小路)、「デッサンの実力を極めていきたい」(MEMEのベランダ)、「電子書籍の発表」(MEMEの車中ウォッチング・パブー)などなど、まだまだやりたいことが山積! 80歳からの余生を如何に色濃く生きられるか・・が自分に課した課題。 それにはまず、体調を保持していかなくては・・と願っている。

「木を植えた男」

朝日新聞」を見ていて、ふと目が止まった!
・・・ん!??

昔の、あの「木を植えた男」(アニメ)の事を取り上げていたのだ。






もう十数年前のある昼下がり・・・。
何気なく付けたテレビで放映されていた、鉛筆画のアニメの画像に目が釘付けになった。
背景を極端に省略した画面に表示された、老人が黙々と木を植える作業の画像。
鉛筆で描いた画像が、特有の「揺らめき」でゆったりと動く画面が幻想的で美しい。

http://www.eu-alps.com/h-site/jean-giono/jean-giono.htm#jg-004



引き込まれるように見ていると、何故か涙が出てきて止まらない・・・。


荒れた山肌に木を植え続け、自然を・人の心を豊かに変えた老人の話。
ただそれだけの話なのに、何故か涙が頬を伝い続ける・・・。




・・・と!


ピンポーン!!



玄関に誰か来た!!
どうしよう・・!  
慌てて涙を拭き、真っ赤に腫れた目で出てみると、「宅急便」の方・・・。

「・・・?!」 目が合った瞬間、見なかったことにしようと下を向き、絶対に目を合わさないで大急ぎでハンコを押して逃げ帰るように出て行った・・・!



ーーーーーーーーーーーーー



以前、同じような場面に出会ったことがあった。
行舎に居た頃、何かの用があって訪ねたあるお宅で、まさに、真っ赤に泣きはらした目をして出ていらした奥様・・・。



見てはいけないものを見た思いで、そこそこに用を済ませておいとましたことだった。




でも、私の中では、「どうなさったのだろう・・・、お辛いことがあったのかも・・・」と思ったが、その後彼女にお会いする度に心が痛く、なるべくそのことには触れないように過ごしていたものだった。




「木を植えた男」を見た時の涙目の私を見た「宅急便」の方も、きっと同じく「何か夫婦喧嘩でも・・・?」と思っただろうな・・・と思うと、可笑しいやら申し訳ないやらの思い。





今思えば、かの行舎の奥様も深刻なことで涙していらしたのではなく、「昼のメロドラマ」を見てもらい泣きをしていたのかもしれない・・・と、今になって思う。





最近とみに涙もろくなってきた私。
こちらの方は「老化現象」なのだろうけれど、気をつけなければいけないわ・・・。


検索をしていたら、「新井 満」氏が書いた文章に出会った。  ↓

http://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/essay/pdf/araiman.pdf




同じように感動し、大きな具体的な行動に出られた 氏・・・。
同じ感性を共有する人がいらしたことに感動!


何だかうれしかった!



今までは自分一人だけの共感だと思っていたが、今こうして 「木を植えた男」が世界で大きく話題になっていたことを知り、驚くと同時にとてもうれしい。