今、来月オペラシティでリサイタルをなさる方のグリーンのインドシルクのドレスを縫っているが、部分的にミシン刺繍を施し、それをベースにビーズとスパンを飾ろうかな・・?と、久しぶりに、本当に久しぶりに刺繍用のミシンを取り出した。
ところが・・・!
えっ・・・? 何だかおかしい・・・。
何時もなら、私のいうことをしっかりと聞いてくれていたのに、とんでもない動作に出る・・・。
わ・わ・わ・!!!
そうよね、約2年程も部屋の隅に追いやられて出番が無かったのですもの・・・ね。
すねるのも仕方ないよね。
という訳で、「よしよし」と機嫌をとって、何度か試し縫いをしている内に、何とか動いてくれるようになった。
機械といっても、突然引っ張り出されて命令されても、そうはうまく問屋がおろしませんよね。
私の頭も、やっぱり同じ。
突然何か変わったことをしようとすると、やっぱり「錆付いた」感じで動き出すのに時間が掛かる。
ごめんね、ミシン。
明日からは、ちゃんと動いて頂戴ね!