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MEMEの日々のことども

「裸婦デッサン」「舞台ドレス製作」「HP素材製作」「電子書籍発行」等の趣味と、80歳の老いへの想い

母「けい」の絵が教材に

昨日、ある看護学校の先生(Kさま)からの久しぶりのメールが舞い込んだ。


Kさまは、平成17年にも「けい」の老後の生き方について看護学校で紹介して下った方。
メールの内容は・・・。 ↓ というもの。

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看護学校で母性看護学概論を教えていますが、「老年の概念」を変えたい。

けいさまのいくつかの絵や、MEMEさまのPCの取組等を紹介させてもらいたい」

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・・・つまり、再度、「けい」の老後を授業でご紹介くださるとのお言葉!
逝ってもなおこうしてお目に留めてくださる方がいらっしゃることに感謝!



 


 新潟での個展の看板。
 
 副題を「老いの生き甲斐の記録」とした。
 一周忌を過ぎ、心新たに計画したもの。
 70歳から始めた油絵を、93歳まで描き続けた
 母「けい」の作品と、娘のMEME(70歳)の
 パステル画の「親娘展」を08年4月に開催。

 


会場の「母子像」には、兄からの花が添えられて。

生前から実現したかった「母の個展」。
やっと実現したのは一周忌が過ぎてからだった。
恥ずかしがりやの母が言い続けた「私なんかが」に負けて、実行出来なかったもの。

・・・・でも、沢山の方が来て見てくださり、
「老後」の生き甲斐について心に留めて下さったご様子に、思い切ってやってよかった!と思いました。







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母性看護学を教える立場から、更年期以降の生き方の一つのケースとして、「けいとMEME」の生き方を授業でご紹介くださるとの事、本当は恥ずかしいのだけれど、先日の絵の個展「けいとMEMEの親娘展」のサブタイトルにも書いた「老いの生き甲斐の記録」を、このような場でご紹介くださる事は本当に意味のある事だと思う。


母は、「70歳」にして初めて手にした油彩絵の具を亡くなる数年前まで握り続け、描き続けた。
夫を亡くしたばかりの空虚感を埋めるには絶好の趣味を見つけたことになる。

70歳・・・といえば、初めての事に挑戦するには躊躇もあるかと思うが、長年思い続けた「絵」への関心がイザ花開いたという感じで、生き生きと描き続けた。

描く・・・という行為は、別の意味でも人生を側面から華やがせてくれる。
つまり、描こうと思う対象物をじっと見ることで、その奥にある「輝き」を見つけられるのだ。

何気ない散歩でも、道端にこっそり生えている雑草に見入ったり、空の色を観察したり、今まで気が付かなかった事に感動が生まれる・・・と言っていた。

油絵と平行して、短歌や俳句も自己流に楽しみ、沢山の歌を書き綴った。


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    再びは かなわざりける思い出を

     心の旅路行きつもどりつ


           ★
        

    太陽に 我が手かざせば ほの赤き

     血潮 いまだに うせぬよろこび

 

           ★
       
 

    縁日で 亡夫(つま)ともとめし錦鯉

       戸を繰る度に口あきてまつ

 

           ★

 

    今日こそはと 氣負いて向かうキャンバスも

     筆侭(まま)ならず今日も暮れ行く

 

           ★

 

    こもごもの過去(すぎこし)たたむアルバムに

      溢るる思い刻(とき)を忘らす

 

           ★

 

     嫁せし娘の 近況知らす便箋に

       萩の押し葉のはさまれてあり

 

           ★

 

   成す事の 今成さざるはと逸(はや)れども

      限りある身はとどめ置かれず

 

           ★

 

   冥土(よみ)にある 母に重なる我が顔の

      鏡の中をしばし見入りぬ

     

           ★

 

    振り見れば けわしき道の幾山河

         自愛の心古りて勝り来

 

           ★

 

      新しき 年に備えて鉢の梅

       日向の縁で霧吹きてやる

 
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http://retoto.cool.ne.jp/kei/index.htm 「けいの部屋」より






そんな母「けい」も逝き、間もなく二年目を迎える・・・・。


この度はからずも、看護学校の「母性看護学」の授業に、そんな「けい」の絵をご紹介頂けることになり、心から感動している。


更年期を乗り越える・・・、高齢を生きる・・・、孤独を生きる・・・、病いを生きる・・・、いろんな人生があると思う。
そんな、「マイナス意識」に満たされた時間でも、心一つで、豊かな宝庫を掘り出せるチャンスかもしれないことを、少しでもお伝え出来ればこれに勝る幸せはない。


そういう私も、間もなく「71歳」を迎える。


母の「教訓」が無ければ、「あ〜ぁ」という気持ちに押し潰されたかもしれない。
でも、私も「さぁ!これからだ!」という思いで一杯だ。
つまり、趣味の延長で作り続けた舞台ドレスの「ドレスshop」を開く計画なのだ。
こつこつ作った、世界で一枚のドレスを、お気に召した方にお召し頂き、クラシックコンサートの舞台で輝かせて頂くこと! 今までとは違い、じっくり好きなデザインで好きな時に好きなドレスを作る・・・!
楽しい時間になるに違いない!・・・・・・と。


そうは言っても、ドレスを作るのはハードな仕事。
いつまで続けられるか分からないけれど、「楽しい」と思える間は続けてみよう。


それが体力的に無理になったら、絵を描こう。
勿論、「裸婦デッサン」の勉強は今のまま継続していくつもりだけれど、ドレス生地を扱う間は「油彩」は我慢・・・なので、ドレスを辞めた時から、油絵を解禁しよう。


それもきつくなったら、エッセーを書いたり、本を読んだり・・・・。
やりたいことが目白押し!!  


などと・・・・・・、今はまだ「若いつもり」の私なので、言いたい放題、胸を膨らませているけれど、そのうちの何パーセント実現出来るかは分からない。
でも、「やりたいこと」があるのは私のこれからの宝物。


何にも要らないから、気力・体力・それにこの程度の頭脳の維持・・・を、神・仏さまにお願いしよう。



昨日からの「微熱少女」は、「鼻風邪ぐしゅぐしゅおばあさん」に進歩し、むくむくに重ね着をしてPCの前。
まだ書きたいことが一杯なのだが、今日はもう寝よう・・・。
明日また続きを書こうと思う。


・・・自分だけ力んでいるみたいで可笑しいな・・・。  でも書こう! (>_<)