MEMEの日々のことども

日々の星屑を拾って書き残そう・・、そんな「85歳」。  HP「素材の小路」「MEMEのベランダ」(裸婦デッサン等)「MEMEの便箋」「ドレスの小路」「けいの部屋」など。

お墓参り


  • 義弟が突然みまかってから、今日で二週間め。

何だかずっとずっと遠い昔の事のように思えるのは何故だろう。
余りにも色々なことがあったせいかとも思う。

  • 明日は、嫁同士三人で義父母のお墓参りに行く予定。

同じ墓所の中の程近い場所に、数年前に作ってあった義弟のお墓に、こんなに早く彼が入ることになるなんて、信じられない。

  • 不思議な事って本当にあるものだ。

先日、その本人が、何時もは気が進まないお墓参りに一人で出かけた・・・という。
夫婦で行く予定だったその日、奥さんに急用が出来、後日にしようか・・と言ったのに一人で出かけて行き、父母の墓と、自分の墓の清掃をしてきたのだそうだ。
数日後にこのような「心筋梗塞による突然の不幸」が訪れるなどとは、予測もできない事なのに・・・。

  • リタイア後の第二の仕事も、15日(あ、昨日だ)に完全リタイヤが決まっていて、引継ぎもほぼ終わっていたらしい。

50年程の年月を、宮内庁とその関連で活躍してきた彼のお葬儀は、本当に私達には前代未聞のものだった。
天皇皇后からと、別に6宮家からの綺麗な盛り花が届き、長きに亘る業績を称えるお言葉を頂戴した。
ちょっと微笑んだ祭壇の彼の写真が、ちっとも寂しそうではないのも頷ける。
全力で仕事をし、家庭を守り、全てをクリアしてこれから自分の生き方をしようという矢先ではあったが、72歳の道のりを幸せに満ちて過ごせた事で満足だったのかもしれない。

  • 何より、夫に急に先立たれた弟嫁が落ち着いて冷静に行動していたことも凄かった。

会うごとにおのろけを聞かされていたあの仲良し夫婦がこんなことになり、これからどうなるのかと心配していたが、信じられないくらいしっかりと毎日をこなしている。
その義弟嫁と明日は一日過ごすことになっている。
お天気が良くないようだが、せめてお墓参りの間だけでも雨がやんでいて欲しい。
父母のところに逝ってしまった義弟をよろしく・・とお願いしてこよう。

                        • -
  • と書いたら、何と! 夜7時のNHKニュースを見ていたら、明日のお天気がとんでもない「雨風嵐」になるようで、突風、雷までおまけに付くという。

「ありゃりゃ、これは困った、延期しようかな」と口ずさんだとたんに電話がリーン。
彼女も同じニュースを見ていたようで、「まさかこんなお天気になるとは・・・」・・・。
で、明日のお墓参りは延期することに! (>_<)


だんだん良く鳴る法華の太鼓・・・ならぬ、  だんだん悪くなる明日の天気!!!