- これから、母「けい」の四十九日の法要に出かける。
母を見送り、どんな心境でこの日を迎えるのかと、自分ながらその苦しみを考えるのが怖かったのだが、不思議、不思議、本当に心から「有難う」という気持ちだけで、ぐじゃぐじゃした後悔の思いは一つも浮かんでこない。
これはまさに、お見事!というしかない。
母の人生の紆余曲折まで含めて、完璧に浄化され、まさに「浄土」に行ったのだと思う。
- 残された者にこういうすがすがしさを与えてくれる・・・、やっぱり母はえらい!とおもってしまう。
願わくば、私もこういう後味(?)を残して締めくくりたいものだ。